Indigo LIFE 

 

54歳、発症から一年。

一つの藍から、色と自分を染め続け

Works

倉敷市児島で、高次脳機能障害と向き合いながら、一つの藍から生まれる色と向き合っています。
日々、染まる色のように、
自分もまた新たに生まれ変わっていく。

  Good Blue  

甕の中の一年

太陽の周りを五十四周。藍の周りを一周。

この布は、両方の円環を抱えている。
One Year in the Lotus

最初の浸け

布が藍に出会う瞬間。

手が導き、目が注視し、息が止まる。

インディゴから未知の青へー甕の中で静かな対話が始まる。
Indigo silence

層になる

一層目の上に、二層目が重なる。

色は深くなり、布は強くなる。

染めるたびに、私は藍に近づき、藍は布に染み込む。

すべてが積層し、一つの「藍の記憶」となっていく。
Layered memories

染め、浸されて
布は藍甕(あいがめ)の深みへと沈んでいく。
藍の粒子が繊維の隅々に忍び寄り、ゆっくりと、確実に、無色の世界を青で満たしていく。

手には、甕(かめ)のぬくもりと、布が藍を吸い込む微かな抵抗が伝わる。
ただ見つめ、ただ浸す。染める時間は、一切の雑音を遮断した深い沈黙に包まれる。

やがて引き上げられた布は、空気に触れて緑がかり、やがて深い藍へと変容を遂げる。
染め手は藍に委ね、藍は布に滲(にじ)む。その一瞬に、すべてが在る。
Into the silence
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Profile

自己紹介
角南浩彦 ーSunami Hirohikoー

藍に向き合うデザイナー。


倉敷市児島で、高次脳機能障害と向き合いながら、一つの藍から生まれる色と向き合っています。

 

54歳、発症から一年。

手を動かし、目で確かめ、呼吸をするように染めていく——

INDIGO(インディゴ)の深い藍に、少しずつ自分も染まっていくような日々です。

 

もとは真っ白だったポリエステルの服。

テムで買い求め、手染めで一つずつ藍に浸け、

水に通し、空気に触れさせて、

唯一無二の色を生み出しています。

 

藍は癒やし。

染めは療法。

仕上がった服は、私の小さな軌跡です。

 

児島の風と光の中で生まれたこの服たちを、

ここで皆さんにお届けできたらと思っています。

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